「NEO」のデザイン
事務所を始めて以来、私たちは「デザインはクライアントの物である」という事を念頭に活動して参りました。
その為、NEOにはデザインスタイルと言う概念がありません。
何故なら、私たちは目に見えない物をデザインしているからです。
「建築コストは誰のもの?」との問いに、施工会社がプライオリティを持っている様な勘違いがありますが、建築コストは施主のものであるということを忘れてはいけません。
「建築をつくる」ということ
私たちは建築設計事務所の枠を越え、積極的に物作りに取り組む事により、クライアントにとって価値のある物を生み出そうとしています。
例えば、生産手段を持たない建物(専用住宅、別荘、モニュメント、公共建築など)は完成後その建物を維持するために経営していくという概念はありません。
しかしながら生産手段を持つ建物(医療、介護施設・宿泊施設・オフィスビル・共同住宅等)は完成後の収支のバランスをしっかり見ていかないと長期にわたって建物維持ができなくなります。この施設とその経営は車の両輪の如く同軸で回っていかなければなりません。このことをファシリティマネジメントと言います。
その実践が、2008年より、インバウンドが今程騒がれていない時期より、外国人専用旅館を自らの手でマーケティングし、建設後も運営して参りました。
その中で培ったHow toは現代のグローバル化社会の中で情報コントロールをいかに立体的・合理的にまとめるかの問いに答えてきたことでした。
マーケットのスピードが年々早く変革していく中で新たな建築のあり方が問われる時代です。
Team「NEO」はこの問いにクライアントの方に寄り添って設計活動を進めて参ります。